【インフレ・デフレについて】意外と知らないかも?

今までの日本はデフレと言われてきていましたが、最近では、コロナ後の経済活動の再開にともなって、インフレが始まっています。

インフレとはそもそも何なのかをわかっている人って意外と少ないのではないでしょうか?

周りの人はインフレについて、理解できている方は多いでしょうか?

中学校の社会科で勉強をしているはずですが、意識していなければ理解が落ちてしまうことは仕方がないことです。

今回はインフレとはなにかに次いで、デフレとは何かについて解説していきます。

インフレとは?

インフレとは、インフレーションのことで、「物の値段が上がること」です。

物の値段が上がると、よりいつもよりも多くのお金を出さないと買えないということです。

例えば…
  • 5年前のリンゴ1個の値段は100円
  • 現在のリンゴ1個の値段は150円

600円持っていたとした場合

  • 5年前では6個買える(600円÷100円=6個)
  • 現在では4個しか買えなくなってしまう(600円÷150円=4個)

実は、インフレは物の値段が上がることの意味の裏側があります。

それは、「お金の価値が下がること」です。

意外と、こちらに注意を向けたことがある方は多くはないのでしょうか?

なので、よくインフレ時には金を買うといいという風に言われていると思います。

あれは、お金を金という物に形を変えることによって、金という物の値段が上がることで、お金の価値を守っているのです

インフレ時の金

金は物なので、インフレ時に値段が上がる

仮に1g=5000円がインフレ時に1g=6000円になるとすると

5000円を現金のままであるとインフレ時では5000円のまま

5000円の金を買い、インフレ時に6000円で換金することでお金の価値を守ることができる

こんなイメージです。

正確ではありませんが、大まかなインフレの「お金の価値が下がる」ということが理解できたのではないかなと思います。

デフレとは?

デフレとは、デフレーションのことで、「物の値段が下がること」です。

インフレの逆のことが起こることですね。

インフレを理解できていれば、デフレを理解するのは簡単だと思います。

例えば…
  • 5年前のリンゴ1個の値段は100円
  • 現在のリンゴ1個の値段は50円

600円持っていたとした場合

  • 5年前では6個買える(600円÷100円=6個)
  • 現在では12個しか買えなくなってしまう(600円÷50円=12個)

インフレの逆をイメージすればいいので、デフレでは「お金の価値が上がる」ということになります。

こちらも金についてイメージするといいです。

デフレ時の金

金は物なので、デフレ時に値段が上がる

仮に1g=5000円がデフレ時に1g=4000円になるとすると

5000円を現金のままであるとデフレ時でも5000円のまま

5000円の金を買い、デフレ時に4000円という価値に落ちてしまう

インフレの逆ですね。

最後に

最後にインフレとデフレのまとめに行きましょう!

インフレ

物も値段が上がる=お金の価値が下がる

デフレ

物の値段が下がる=お金の価値が上がる

このように聞くと、インフレはしない方がいいのではないかと思ってしまうかもしれません。

これは、無理ない話です。

なぜなら、今までの日本ではインフレというものがあまり起こらなかったからです。

そうしてしまうと、どうしても値段が上がってしまうと抵抗感が強いですよね。

もちろん、賃金が上がっていない状態である状況から物の値段だけ上がったら抵抗感があるとは思います。

物の値段が低いと、売れても売り上げが立たず、労働者に対して賃金も上げられない。

賃金が低いから安いものが多く売れる。

という負のループがありますよね…

ただし、インフレも経済の成長には必要なことなので難しい話ではありますが、少しずつでもインフレに対しての抵抗感をなくしていくことが大事なのではないかと個人的には思っております。

もちろん、過度なインフレは経済活動を下げてしまいますが…

長々と個人的な見解を述べてしまいましたが、最後までありがとうございました!!

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