【金融所得税率20%→30%増税!?】これからでも投資を始めるべきか?

金融所得税の税率が20%から30%になってしまう可能性がでてきました。

金融所得税

配当金や株や債券などの売買で支払う税金のこと

現在は約20%(2021年9月時点)

今まで、投資をしてきた方々にはあまりいいニュースではないです。

「なんだよ、どうしてくれんねん」っという声が聞こえてきそうです…

今から投資を始めようとしている方は、増税のニュースや今の上昇相場で投資に一歩踏み出せないと思っているかもしれません。

なので、これから投資を控えようと思っている方がいると思いますが、少し待ってください!

以下の理由から自分で考えて、これから投資をするべきかを判断してください!

ここでは、インデックスファンドにおいて主に書いていきます。

機会損失について

機会損失は、一言でいいますと「儲け損ない」「稼ぎそこない」です。

ビジネス用語でもあるので、ご存じの方もいらっしゃると思います。

つまりは、これから投資を始めようと考えている方は、資産運用においては市場への参入ができないことを指します。

「上昇相場が続いているし、安くなったら始めよう!」

「これから税金も上がるしなぁ…やめておこうかな」

このように考えている方がいらっしゃると思います。

これが機会損失へと繋がります。

このように考えているうちに、税金が上がらなかったり、上昇相場が続いたりと予想外のことが起こり、投資市場へ参入できなくなってしまいます

これは、投資をこれから始めようとしている方の壁になりかねません。

解決策1 買う日にちを決めておく

「タイミングは考えずに何月何日になったら買うと決める」

難しい話ではあるのですが、これから税金が上がってしまうことやこれから上昇相場が続くかどうかなど未来のことは誰にも分りません

さらに言いますと、これからずっと資本主義社会が続くかもわかりません。

ただし、これからは資本主義社会が続いたり、長期的に見て相場は上昇すると自ら判断できるなら、目先のことだけに囚われてはいけません。

S&P500

上のS&P500ですが、このようにしてみると、いくつも上下に変動しますが、長期的では右肩上がりです。

底打ちした部分で、買うことができたら理論上はベストです。

ただし、正確に底打ちしたか判断など誰もできません。

今でこそ「あの時が一番底だ!」とわかりますが、過去を振り返らなければどの時が底なのかわからないものです。

次の上昇相場の波に乗れないことが起こらないようにして、今回の波に乗れなくてもその次の上昇相場の恩恵を受けれる状態にしておくのが賢明だと思います。

解決策2 税制優遇措置を使う

普通、運用で出た利益には現在約20%の税金がかけられています。

これが、将来的に30%になってしまうかもしれないという話でした。

10%に増税されてしまうとは、大変なことですね…

そこで「税金が増税されるならそもそも投資をしなくてもいいや」と思う方は、つみたてNISANISAiDeCoを活用していきましょう!

つみたてNISAやNISA、iDeCoはそれぞれ国が用意した税制優遇された口座です。

これらの口座で発生した利益には、決められた期限内であれば税金がかかりません

※それぞれの特徴は僕の記事でも簡単に解説していますので、よろしければ見てみて下さい。

これらは税金への対策となり、さらに投資を続けるきっかけにもなると思いますので、最初に活用してみてください。

そもそも投資をすることが必要なのか?

ここまででも、「そもそも投資をする必要なのか?」と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。

これに関して、つまらない回答ですが「人による」です。

実際、投資の世界はリスクとリターンが常に表裏一体となっています。

リスクを取りたがらない人がいるのもいても問題はありませんので、全員に必ずやるべきとは勧めは致しません。

ただし、リスクを取らないとそのリターンも得られないのも事実です。

「ノーペインノーゲイン」ということですね。

なぜ、投資でリスクを取る必要があるかといいますと、投資のリターンが経済成長率を上回るからです。

知っている方は「r>g」というものですね。

r:資本のリターン

g:経済成長率

ほとんどの方は、g(経済成長率)に頼った収入になってしまう一方で、投資をしている方はr(資本のリターン)によって資産を守っています。

適正なリスクをとって投資をするということは、資産を守ることになります。

最後に

このことが全員には当てはまるかはわかりません。

お金がすべてではない方もいらっしゃいます。

なので、「投資をしているやつが偉い」「してないやつが偉くない」という話ではないです。

自分の事情とこれらの理由を踏まえて、投資を始めることをおすすめします。

皆さんの選択肢がより広まっていただければ幸いです!

最後までありがとうございました!!

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