つみたてNISAと一般NISAの口座開設数は年々増加しています。
2020年6月でつみたてNISA開設数は累計133万口で、一般NISA口座開設数は累計727万口です。
つみたてNISAは2020年3月末の114万口から16.9%増加しております。
一般NISAは同様に711万口から2.2%増加しています。
(※2020年6月30日 NISA口座開設・利用状況調査結果 日本証券業協会 より引用)
このようにつみたてNISAや一般NISAの言葉をよく耳にする機会が多いと思います。
簡単にクイズを出していきますので、つみたてNISAや一般NISAについて興味がある人や、すでに開設している方もチャレンジしてみてください!
つみたてNISAと一般NISAの口座での利益は課税対象となる?
- 課税対象となる
- 非課税となる
よく耳にしますよね…
正解は2の非課税となるです!
これについてはよく耳にすると思います。
そもそも、つみたてNISAや一般NISAはあくまでも口座です。
その口座で証券商品を売買するというのは、一般の証券口座と一緒です。
何がつみたてNISAと一般NISAでの口座で非課税になるかというと、
投資で得られた売却益や配当金に対してです!
株式や債券、投資信託を売却する際に発生する利益のこと
株式や債券からの利子や配当金のこと
これらの利益については、ざっくりですがだいたい20%の税金が発生します。
なので、1万円の利益のうち2千円は税金として持っていかれます。
こうして考えると20%はかなり大きいです。
つまり普通の証券口座(特定口座)で運用するよりは節税効果があります。
つみたてNISAの非課税期間は?
- 10年間
- 5年間
- 20年間
- 30年間
ここで一般NISAとの違いがでてきますね。
正解は3の20年間です!
ここで一般NISAとの違いが出てきました!
各1年ごとにそれぞれ非課税枠があって、一つ一つの枠が20年間非課税として運用できます。
実際は以下のように非課税運用されます。
2020年で購入した商品は、2039年までの20年間は非課税で運用される
2021年に購入した商品は、2040年までの20年間は非課税で運用される
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・
という感じにずれていくイメージです。
このように、各1年間での枠が一年ごとにずれていきます。
ちなみに、一般NISAの非課税期間は5年間です。
つみたてNISAでの年間運用できる限度額は?
- 年間120万円
- 年間40万円
- 年間60万円
- 年間150万円
月々でいくらくらいが限度でしょう…
正解は2の年間40万円です!!
20年間で最高800万円(20年×40万円)が非課税運用できます。
MAX月々33,333円です!!(まぁ4円は勘弁です…)
ただし、ボーナス月に増額できる仕組みもありますが、それでも年間40万円が限度です。
実際にこんなに月々余裕がないよって方でも問題ありません。
上限が年間40万円であるので、自分のおサイフ事情と相談して投資額を決めていきましょう。
実際のつみたてNISAで買える商品は数百円から購入できるものがほとんどです。
最初は少額からでも始めやすい制度となっています。
ちなみに一般NISAの上限額は年間120万円です。
5年間で最高600万円(5年×120万円)が非課税運用できます。
月々10万円ですね。
20年間で最高800万円(20年×40万円)が非課税運用
5年間で最高600万円(5年×120万円)が非課税運用
つみたてNISAの対象商品は?
- 上場株式
- ETF(上場投資信託)
- 投資信託
- REIT(不動産投資信託)
少し聞きなれない言葉もあるかもしれません。
正解は3の投資信託です!
つみたてNISAは長期投資がメインなので、金融庁が定めた条件のあった投資信託が対象です。
条件とは、信託期間が20年以上であることや無期限であること、非毎月分配型であることなどです。
一般NISAの対象商品は選択肢の全部である上場株式、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)、投資信託です。
投資信託(長期運用に向いた信託期間が20年以上、無制限で非毎月分配型であること)
上場株式
ETF(上場投資信託)
REIT(不動産投資信託)
投資信託
つみたてNISAと一般NISAは併用できるか?
- 併用できる
- 併用できない
正解は2の併用できないです!
お金がある程度ある方でしたら併用したらかなりの節税メリットがありますが、
残念ながらそこまでおいしい話はないみたいです…
今度は新NISAというつみたてNISAと一般NISAのハイブリッドの仕組みが生まれるそうです!
まとめ
最後にまとめです。
つみたてNISAでの運用された利益は非課税
非課税期間は20年間
年間40万円を限度に最高800万円運用できる
投資対象商品は投資信託のみ
一般NISAとの併用できない
一般NISAでの運用された利益は非課税
非課税期間は5年間
年間120万円を限度に最高600万円運用できる
投資対象商品は上場株式、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)、投資信託
つみたてNISAと併用できない
以上がそれぞれの特徴となります。
ぜひ、これだけは押さえておいてください。
今回はこれで以上になります。
最後までありがとうございました!!