【投資信託】いまさら解説!!

投資信託の仕組みについて

ファンドを購入することで少額でたくさんの投資商品に投資ができます。

投資初心者でも簡単に始められます。

ではなぜ、そのようなことができるのでしょうか。

それは資産運用のプロが投資家たちから集めたお金で投資をしているからです。

そこで得た利益を投資家たちに還元します。

このような仕組みで運用されている投資商品を投資信託といいます。

仕組み

販売会社(証券会社)が投資信託の販売や募集をして投資家から資金を集める

販売会社はファンドを運用する運用会社に資金を渡す

運用会社は管理会社に運用の指示をする

指示を受けた管理会社が株式などに投資をする

そこで得た利益を最終的に投資家に還元する

もう頭が痛くなりますね。

たくさんの会社を通しているから、不正が起こりにくい仕組みになっている仕組みであること、各会社に間接的に手数料を払う仕組みであることを押さえていただければOKです。

みんなでリンゴを食べたくてリンゴの木を育てたいと思っていても、農業の知識がなければ育てられません。

そこで農業の知識がある農家の人がいれば、リンゴの木は育てられます。

農家の人は育てたリンゴの木からみんなにリンゴをあげる代わりに、みんなから手数料をもらう。

みんなはリンゴを食べられてハッピーになる。

このようなイメージで投資信託は運用されています。

なので投資初心者は、投資信託を買うことから始めるのがいいと言われている所以です。

※自分はプロに運用してもらわなくても運用できるよ!なんて人は、ファンドを自分で作ってしまうのもアリです。

みんなから集めたお金を一つの大きな財布に入れて、運用のプロに財布のお金から株式や債券を買ってもらい、そこの利益をみんなに還元するというイメージです。

運用するにあたって様々な会社が間に入ることで不正が起こりにくい仕組みで、それぞれの会社の手間を手数料という形で支払うということを頭に入れておいてください。

ただし、運用してもらったプロに手数料を渡していることは忘れてはいけません。

なので、次は手数料について簡単に説明していきます。

ファンドにかかる手数料

投資信託にかかる手数料は大きく分けて3つあります。

この3つは投資家が負担する手数料です。

投資信託にかかる手数料

購入時手数料

信託報酬(運用管理費用)

信託財産留保額

それぞれの説明をしていきます。

購入時手数料

その名の通り、購入時にかかるコストで販売会社に払うものです。

販売会社は銀行や郵便局、証券会社のことです。

同じ投資信託でも販売会社によっては購入時手数料もことなります。

購入時手数料がかからないノーロードのファンドがあります。

信託報酬(運用管理費用)

投資信託を保有するのにかかるコストです。

かかる手数料は年率で、年率を日々の基準価額から差し引かれます。

販売会社、運用会社、管理会社が業務を代わりにやってくれた各会社に払う手間賃のことです。

代わりに色々やってくれてありがとう!というものです。

信託財産留保額

投資信託を途中換金するときにかかるコストのことです。

途中で換金するときにファンドの株式などを売却する必要があります。

その際にの手数料がかかり、ファンドの価額に影響を及ぼし、他の投資家にも影響が出てしまいます。

つまり、ファンドの価額に影響がないように払う手数料です。

途中で抜けてごねんねとお詫びのお金のような感じです。

中には信託財産留保額がかからない投資信託もあります。

ファンドの運用方法

ファンドの運用方法で押さえておきたいのは2つです。

ファンド運用方法

インデックス(パッシブ)運用

アクティブ運用

それぞれの運用ではどちらも株価指数をベンチマークとしています。

株価指数やベンチマークについては前の記事で説明してますので、

インデックス運用とアクティブ運用についてはまた、次の記事で解説します。

最後までありがとうございました!

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